大学生の本100冊アウトプット

本を読まないと言われる大学生のひとりとして、100冊アウトプットしてみようと思い始めました。

2020-09-01から1ヶ月間の記事一覧

No.16 焼きそばうえだ

焼きそばうえだ 著者:さくらももこ おすすめ度:★★★★☆ さくらももこさんが、友人と協力して、頼まれてもいないのに「うえださん」のためにバリで焼きそば屋さんを営むため奮闘するお話。 うえださんはぜんぜん乗り気でないのに、普通に焼きそば屋さんを開店…

No.15 風と共にゆとりぬ

風と共にゆとりぬ 著者:朝井リョウ おすすめ度:★★★★★ あなたの笑いのツボはどのくらいの深さでしょうか。 高校生の時、学年末に毎年発行される文集のようなものがあった。 高校3年生の時の私のクラスとしてのお題は、「出席番号がひとつ前の人(もしかした…

No.14 いのちの車窓から

いのちの車窓から 著者:星野源 おすすめ度:★★★★★ このエッセイを読んで、源さんが人との繋がりを本当に大切にしている人なんだな、と実感した。 知らない人とも、仲の良い人とも、自分自身とも。 源さんは人見知りを公言していたそうだが、ある時急に「人…

No.13 窓から見える最初のもの

窓から見える最初のもの 著者:村木美涼 おすすめ度:★★☆☆☆ 心療内科に通う女子学生、ある幻の絵を探し求める男性、不動産屋で働く女性、行方不明人として捜索願いが出されてしまった男性。 この4人の話が並行して進んでいき、終盤に差しかかるまでどこがど…

No.12 縁

縁 著者:小野寺史宜 おすすめ度:★★★★☆ きたーー!! と思った。 何がきたのかというと、ちょっとネタバレになってしまうけれど、前回紹介した小野寺さんの作品「ライフ」と舞台が同じなのである。 私は短編集などでも、どこかでお話が繋がっているような構…

No.11 ライフ

ライフ 著者:小野寺史宜 おすすめ度:★★★★★ あるアパートに住む、コンビニでアルバイトをしている27歳の男性が、ひょんなことから周囲の人(主にアパートの住人)と知り合いになっていくお話。 主人公が、結婚式の代理出席のアルバイトをする場面から物語は始…

No.10 麦本三歩の好きなもの

麦本三歩の好きなもの 著者:住野よる おすすめ度:★★★★★ 三歩ちゃんはかわいい。 物語の主人公をかわいいなんて思ったことあったっけ、と考えるが、 無いか、 あっても数えるくらいだったと思う。 三歩ちゃんは、よく言葉を噛んでしまうし、一人暮らしなら…

No.9 恋をしよう。夢をみよう。旅にでよう。

恋をしよう。夢をみよう。旅にでよう。 著者:角田光代 おすすめ度:★★★★☆ さらさらっと読めたエッセイ集。 私にとって「さらさらっと」読めることはとても重要なことである。 なぜなら、読みやすい文章しかさらさら読めないから。母親から教えてもらった考…

No.8 倒れるときは前のめり

倒れるときは前のめり 著者:有川浩 おすすめ度:★★★★☆ ______聖人君子ではないので、好きになれない作品・人物はもちろんある。だが、それに関わる本人を前にして、「私はあなたが嫌いです」と言えるかと自分に問うたとき、イエスと答えられないなら公に発…

No.7 生のみ生のままで〈上・下〉

生のみ生のままで〈上・下〉 著者:綿矢りさ おすすめ度:★★★★☆ 女性が女性に愛情を持つお話。 「恋をする」というよりかは、「愛を与える」という表現がしっくりくる。 日々変わっていくことがたくさんあるなかで、会えない期間何年間も同じ人を想い続ける…

No.6 忘れないと誓ったぼくがいた

忘れないと誓ったぼくがいた 著者:平山瑞穂 おすすめ度:★★☆☆☆ 忘れていくって、とても怖いことだなあと思う。 昨日覚えていたことが、今日覚えていない。 数時間前には覚えていたことが、もう覚えていない。忘れてしまっていることさえ忘れてしまっている…

No.5 となりの脳世界

となりの脳世界 著者:村田沙耶香 おすすめ度:★★★★★ 著者の村田さんが不思議な人だということは、この本を読む前からコンビニ人間などの物語を読んで知っていた。 だけど、このエッセイ集を読んで、本当に不思議な人だったんだなあ、と本物の不思議な人であ…

No.4 いい空気を一瞬でつくる

いい空気を一瞬でつくる 誰とでも会話がはずむ42の法則 著者:秀島史香 おすすめ度:★★★☆☆ 人から、よく ふわふわしているね、と言われる。 自分で自分のことを客観的に見ることはできないので、ふわふわってなんだ?と思うけれど、ふわふわという擬態語はと…

No.3 空は、今日も、青いか?

空は、今日も、青いか? 著者:石田衣良 おすすめ度:★★★☆☆ 著者の初めてのエッセイ集。 2006年に発行されたもので、もう14年も前の本なのだけれど、これからの時代を生きていく若い世代に向けられたメッセージがたくさん詰まっている。 今も昔も、大切なこ…

No.2 明け方の若者たち

明け方の若者たち 著者:カツセマサヒコ おすすめ度:★★★★★ やりたいことと、できることは違うよ。 中学時代にお世話になった先生からのメールを見返していた。 恋愛においても、同じだとおもう。 その人じゃないとだめで、代わりなんていないのに、想っても…

No.1 読書する人だけがたどり着ける場所

読書する人だけがたどり着ける場所 著者:齋藤孝 おすすめ度:★★☆☆☆ ____深いレベルでコミュニケーションができていると、言葉数は少なく短時間でも、クリエイティブに物事が運ぶことはよくあります____ テーマは「深さ」。 もちろん読書することを推奨して…