大学生の本100冊アウトプット

本を読まないと言われる大学生のひとりとして、100冊アウトプットしてみようと思い始めました。

No.3 空は、今日も、青いか?

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空は、今日も、青いか?

著者:石田衣良

おすすめ度:★★★☆☆

 

著者の初めてのエッセイ集。

2006年に発行されたもので、もう14年も前の本なのだけれど、これからの時代を生きていく若い世代に向けられたメッセージがたくさん詰まっている。

今も昔も、大切なことは基本的に変わらないな、と感じさせられる。

 

 

 

____ぼくたちは仕事などおもしろくもおかしくもないという。仕事がつらいといいたがる。でも、ほんとうに仕事は苦痛だけだろうか。誰の仕事でも、個人にまかされている部分が予想以上に多くあるものだ。その自由な部分に自分なりのやりかたで演出を加え、仕事をたのしくする。それは仕事をする人すべてに等しく与えられた権利なのではないだろうか。______

 

 

 

仕事が楽しくない、つまらない、つらい、大変。

仕事に誇りを持っていたとしても、誇りを持っていると言うことはよくないこと、という風潮があるような気がする。

だから、不必要な謙遜が生まれてしまうとともに、仕事の大変なところばかりを取り上げてしまう。

でもやっぱり仕事は大変で、大変だと思う理由には周りで同じ目標を持って働いている人が大きく影響するだろうと思う。

 

 

 

今わたしは大学3年生なので、インターンシップに参加する機会がある。今年は新型コロナウイルスの影響で、Web開催のものが多いけれど、それでも勉強になることはたくさんある。

 

 

友人の話を聞いたり、自分の体験から思ったりすることで、意外と学生が見ていると感じる部分は、上司の他の社員に対する態度である。

上司の態度が雑だと、自分もそのような扱いを受けるのだろうとどうしても思ってしまうため、そういう企業は受けないでおこう、受けても第一志望の練習のためにしよう、と考える。

実際、どんな会社に勤めてもやっぱりそういう上司はいるのだろうけれど。

 

 

そういう時、どうしたら毎日の仕事を楽しくできるか、仕事のストレスを取り除くことができるか、考えてみることが大切なのだ。

 

 

 

仕事をすることは学生生活を楽しむことと違い、決まりがどうしても多くなる。

その中で、いかにして自由な部分を見つけ出し、自分なりの「やり方」を見出し、守っていけるかが楽しさややりがいを生む法則なのだと思う。

 

 

これから、妥協しなくてはいけないこともたくさんあるだろうけれど、毎日機嫌よく仕事をするため、自分を見つめ直して企業研究や自己分析をしていこうと思う。