大学生の本100冊アウトプット

本を読まないと言われる大学生のひとりとして、100冊アウトプットしてみようと思い始めました。

No.63 眠れぬ夜はケーキを焼いて

眠れぬ夜はケーキを焼いて

著者:午後

おすすめ度:★★☆☆☆

 

「憂鬱な気分になった時は、利き手と逆の手を使って何かするといいよって、聞いたことがある」

と言ってくれたのは、大学に入学して初めてできた友達だ。利き手と逆の手をなんとかしてうまく使おうと集中することによって、憂鬱な思考を制御するのだという。

 

今年の3月まで、ずっと研究室活動で忙しい日々を過ごしていたのに、4月になって急にひと段落し、気が抜けてしまった。その結果、考えなくてもいいことを考える時間が増えて、心の状態が良くない日もあった。

 

友達の言葉を思い出して、憂鬱な気分から抜け出したいなあと、本当に久しぶりにブログを書いてみた。

 

ブログに書こうと思って本を読んでいると気づいたことがあって、「人に理解してもらえるように読む」ことはすごく頭を使うなあと思う。自分の娯楽のためだけになんとなく、ぼんやり読んでいる時とは集中力がだんぜん違う。

結果、さっきまでうだうだ考えていたことはどこかへ飛んでいき、ブログを書くことだけに集中している。漫画だったら多分、頭に巻かれたハチマキに「ブログに集中!」と書かれているくらい集中している。

 

……それは置いておいて、本の話をしよう。

本というか、これはエッセイ漫画である。

作者は生活のリズムが安定しにくい体質のようで、1日中寝ていて夜中に目が覚めることもあるそうだ。

そんなときにお菓子を焼いたり料理を作ったりする。

 

わたしはどちらかというと食べることに興味がなくて、自分のためだけに食べものを作ることができるってすごいと思う。本の中では気持ちが落ち込み気味な作者だけど、それができるだけでもう生きていける。夢中になれることが生活に繋がっているっていいな。

 

わたしも気分転換になることをひとつでも多く見つけたい。

 

 

 

No.62 相談の森

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相談の森

著者:燃え殻

おすすめ度:★★★★☆

 

みんなご存知、「ボクたちはみんな大人になれなかった」の燃え殻さん。

 

 

文春オンラインで、「燃え殻さんに聞いてみた。」というコーナーが設けられ、そこに載せられた相談と燃え殻さんの回答をまとめたものだそう。

 

 

私には「友達」という存在が少ないからか、普段そんなに相談をされないため、相談に対する答えを出すということに慣れておらず、まだ自分は相談に対して共感を持って聞くことしかできないと感じる。

 

 

でも、聞いてあげるだけでいいのかもしれない。

燃え殻さんの言うように、ただ一緒に「相談の森」にいることで救われる人もいるのかもしれない。

 

 

最後に掲載されていた相談で、「高校生の息子が朝全然起きてこない。放っておいたら学校にも行かない。過保護とか愛情不足とかいろんな意見があり母親としてどうしたらいいかわからない」というものがあった。

 

 

ああ、こうやって私たちは親に心配をかけているんだなと理解した。どうしようもないとわかっていても、自分じゃどうしようもないことの方が、どうしようもないからこそ悩みやすいのかもしれない。

 

 

燃え殻さんがどういう回答をしたかは、ネタバレしてしまうので書かないけれど、燃え殻さん曰く「かならず夜が来るように、かならず朝はやって来る」。

 

 

今これを読んでくれている人が朝を過ごしているのか、夜を過ごしているのかはわからない。でも、悩んだときに、一緒に夜が明けるまで過ごしてくれる人が居るとしたら、その人を大切にしてほしいなと思う。

 

 

・今まさに何かに悩んでいる人

・みんなどういうことで悩んでいるのか知りたい人

 

におすすめ!

 

 

 

 

 

No.61 ひと

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ひと

著者:小野寺史宜

おすすめ度:★★★★★

 

やっとこさこの本を読むことができた。

軽く3ヶ月くらいずっと読みたい読みたいと思っていた気がする。

 

 

この「ひと」の主人公、両親を亡くし、親戚には金をせびられ、散々な目に遭うのだが、それでも生きていくのか、生きていけるのかと、人間の底力を見るようだった。

 

さまざまな「ひと」がいる世の中。

相変わらず小野寺さんの作品の主人公は素直で真面目な感じだ。そして人の気持ちを捉えるのが上手い。でも、だからこそ、散々な目に遭いながらも、「お前は本当に不器用なんだから」と、世を渡っていくために手助けしてくれる人も必ずいるのだ。

 

 

この本は、読後感が最高に良かった。

何に対しても一歩引いて譲ってきた主人公が、「これだけは譲れない」と思ったもの。

主人公の熱量を感じ、「いいじゃん!」と心の中で叫んだ。笑

 

 

・人生うまくいかないなあという人

・ひとってなんだろう?と思ったことがある人

・コロッケが好きという人 (笑)

にぜひ読んでほしい一冊。