焼きそばうえだ
著者:さくらももこ
おすすめ度:★★★★☆
さくらももこさんが、友人と協力して、頼まれてもいないのに「うえださん」のためにバリで焼きそば屋さんを営むため奮闘するお話。
うえださんはぜんぜん乗り気でないのに、普通に焼きそば屋さんを開店させてしまうところがいろいろとぶっ飛んでいてすごいなあ、と思った。
エッセイなのに、まるで物語のように読めてしまうところも、展開がうまい証拠であると思う。
このエッセイもまたすらすらと読めてしまう「さらさらタイプ」の本である。
私は「しっとり(じっくり)タイプ」よりも断然「さらさらタイプ」派である。
化粧水は反対だけれど。
ところで、私が今いちばん行ってみたい国はバリである。
そもそも海外に行ったことがないけれど、バリをテーマにした日本のホテルに行ったことがあり、とても落ち着く素敵な雰囲気だなあ、本物のバリに行ってみたい、と思ったのである。
特にバリのガムランという音楽がとても好きで、YouTubeで検索して流すときもある。あれが一日中ホテルの中で流れているのだから、とっても癒される。
バリに行ったら、なにをするでもなくヴィラ(ホテルよりも高級なところ!)でごろごろして、怠惰な生活を送りたいものだなあ…
私と大学の卒業旅行に行ってくれる人、一緒にバリに行きませんか。笑