大学生の本100冊アウトプット

本を読まないと言われる大学生のひとりとして、100冊アウトプットしてみようと思い始めました。

エッセイ

No.71 たゆたう

たゆたう 著者:長濱ねる おすすめ度:★★★★★ よかった。とてもよかった。 文庫版を買ったけど、この本を手放すことはないと思うくらいよかった。 最初にまえがきがあるけれど、そこから共感の嵐!ねるちゃんは意外と(?)ネガティブなのである。 前々からかわ…

No.63 眠れぬ夜はケーキを焼いて

眠れぬ夜はケーキを焼いて 著者:午後 おすすめ度:★★☆☆☆ 「憂鬱な気分になった時は、利き手と逆の手を使って何かするといいよって、聞いたことがある」 と言ってくれたのは、大学に入学して初めてできた友達だ。利き手と逆の手をなんとかしてうまく使おうと…

No.62 相談の森

相談の森 著者:燃え殻 おすすめ度:★★★★☆ みんなご存知、「ボクたちはみんな大人になれなかった」の燃え殻さん。 文春オンラインで、「燃え殻さんに聞いてみた。」というコーナーが設けられ、そこに載せられた相談と燃え殻さんの回答をまとめたものだそう。…

No.60 ざらざらをさわる

ざらざらをさわる 著者:三好愛 おすすめ度:★★★★★ 今私は悩んでいる。 どう書いたらこの本の良さが伝わるのだろうか。 いつだったか、三宅香帆さんの書評の本で、「私のことが書いてある、と思い、びっくりした」と評されていた本があった。なんの本だった…

No.52 人生にゆとりを生みだす 知の整理術

人生にゆとりを生みだす 知の整理術 著者:pha おすすめ度:★★★★☆ 更新がとてつもなく遅くなってしまい、母に「早くブログ更新してよ」とせかされるまでになってしまった。 もし、母以外に楽しみにしてくれている人がいるとしたら申し訳ない… ということで、…

No.41 時をかけるゆとり

時をかけるゆとり 著者:朝井リョウ おすすめ度:★★★★★ 買ってしまった。 時をかけるゆとり。 久しぶりにブックオフに行って本を売ったら、 330円です、よろしいでしょうか、と言われた。 いつも思うけれど、「よろしくない」という人 なんているのだろうか…

No.32 出会い系サイトで70人と実際に会ってその人に合いそうな本をすすめまくった1年間のこと

出会い系サイトで70人と実際に会ってその人に合いそうな本をすすめまくった1年間のこと 著者:花田菜々子 おすすめ度:★★★★☆ ______助けたい、人の役に立ちたいという気持ちだけではなかなか具体的に人に関わることは難しいし、つらい気持ちを抱えている人に…

No.26 見えない誰かと

見えない誰かと 著者:瀬尾まいこ おすすめ度:★★☆☆☆ 学校の先生をしながら作家としての活動もしていた瀬尾まいこさんの 学校の先生としてのエッセイ。 ほうほう、ほうほう…と読んでいたら「あれ?」といつの間にか終わってしまった。 瀬尾さんの作品はすら…

No.22 さくら日和

さくら日和 著者:さくらももこ おすすめ度:★★★☆☆ またもやさくらももこさんはめちゃくちゃなことをやっているなあ、と思った。 新福さんを讃える会、というパーティーを開催し、新福さんを知らない人まで招待し、みんなでひたすら新福さんおめでとう、とい…

No.19 図書室で暮らしたい

図書室で暮らしたい 著者:辻村深月 おすすめ度:★★★★☆ 今は少し休んでいるけれど、 アルバイトをしている。 ある時お疲れ様です〜と言って、 出勤のカードをピッとするところへ向かって歩いていたら、1人の女性社員さんに 「ボタン外れてるよ」 とベストを…

No.18 希望はいつも当たり前の言葉で語られる

希望はいつも当たり前の言葉で語られる 著者:白井明大 おすすめ度:★★☆☆☆ 頼まれたことは、やる。 頼まれなかったことも、やる。 この本は、著者が生きてきた中で 心に残った言葉を集めたエッセイ集である。 その言葉たちの中でも私は サービス精神に溢れて…

No.17 最後の秘境 東京藝大

最後の秘境 東京藝大 天才たちのカオスな日常 著者:二宮敦人 おすすめ度:★★★☆☆ 今だから読んでほしい本です、 という言葉をCMで耳にした。 なんで今読んでほしいんだろう? と思いながらも、結局その本のことを覚えているので、CM効果は抜群である。 私が…

No.16 焼きそばうえだ

焼きそばうえだ 著者:さくらももこ おすすめ度:★★★★☆ さくらももこさんが、友人と協力して、頼まれてもいないのに「うえださん」のためにバリで焼きそば屋さんを営むため奮闘するお話。 うえださんはぜんぜん乗り気でないのに、普通に焼きそば屋さんを開店…

No.15 風と共にゆとりぬ

風と共にゆとりぬ 著者:朝井リョウ おすすめ度:★★★★★ あなたの笑いのツボはどのくらいの深さでしょうか。 高校生の時、学年末に毎年発行される文集のようなものがあった。 高校3年生の時の私のクラスとしてのお題は、「出席番号がひとつ前の人(もしかした…

No.14 いのちの車窓から

いのちの車窓から 著者:星野源 おすすめ度:★★★★★ このエッセイを読んで、源さんが人との繋がりを本当に大切にしている人なんだな、と実感した。 知らない人とも、仲の良い人とも、自分自身とも。 源さんは人見知りを公言していたそうだが、ある時急に「人…

No.9 恋をしよう。夢をみよう。旅にでよう。

恋をしよう。夢をみよう。旅にでよう。 著者:角田光代 おすすめ度:★★★★☆ さらさらっと読めたエッセイ集。 私にとって「さらさらっと」読めることはとても重要なことである。 なぜなら、読みやすい文章しかさらさら読めないから。母親から教えてもらった考…

No.8 倒れるときは前のめり

倒れるときは前のめり 著者:有川浩 おすすめ度:★★★★☆ ______聖人君子ではないので、好きになれない作品・人物はもちろんある。だが、それに関わる本人を前にして、「私はあなたが嫌いです」と言えるかと自分に問うたとき、イエスと答えられないなら公に発…

No.5 となりの脳世界

となりの脳世界 著者:村田沙耶香 おすすめ度:★★★★★ 著者の村田さんが不思議な人だということは、この本を読む前からコンビニ人間などの物語を読んで知っていた。 だけど、このエッセイ集を読んで、本当に不思議な人だったんだなあ、と本物の不思議な人であ…