読書する人だけがたどり着ける場所
著者:齋藤孝
おすすめ度:★★☆☆☆
____深いレベルでコミュニケーションができていると、言葉数は少なく短時間でも、クリエイティブに物事が運ぶことはよくあります____
テーマは「深さ」。
もちろん読書することを推奨している本ではあるが、インターネットやSNSも、「深め方」が大切であり、どうしたら深めた調べ方ができるかを記してくれている。
しかし、本を読むことでしか手に入れることができないものはあり、それらを攻略するための読み方まで紹介されている。
わたし自身は、感情や意見を言語化することに時間がかかってしまうため、読書をして感想を述べていくうちに言語化までの時間を短くすることを目標としようと思うことができた。
____目の前の現実ではなく、想像によってわくわくしたり感動したりできるのは人間だからこそ。____
たしかに、実際経験してみないとわからないことはたくさんある。
しかし、読書は文字だけの世界であり、想像力をかき立ててくれるものでもある。
この想像力を鍛える読書をするからこそ、「深い」コミュニケーションができるのではないだろうか。