慈雨
著者:柚月裕子
おすすめ度:★★★★☆
刑事を引退した神場が、妻と共に四国巡礼をするとともに、16年前と酷似した幼女に関わる事件について手がかりを考えるというお話。
久しぶりにミステリーを読んで、やっぱり内容が重いかなあと想像しながらも、
これはどこかでおすすめされていたので借りてみた。
(一人暮らしになってから怖くてコナンさえ見れなくなっていく自分…)
しかし杞憂だった。
こわいというよりかは、主人公の過去がだんだん見えてきて、次はどうなる!?
とページを早くめくりたくて仕方がなかった。
刑事をしている人が身近にいないので、そのお仕事というものがよくわかっていないが、責任感が問われるとても大変な仕事なのだと、物語を通してわかった。実際はもっと大変なんだろうなあ…
やっぱりミステリーは、先が気になって仕方がなくなるので好きである。
また柚月さんの本を読みたいと思った。